2019年4月9日火曜日

父の気持ち・・👦

今回は第三子の出産でお世話になりました。
心友さんでは長男に次いで、二回目の出産です。

今回の妊娠においては、特に悪阻が酷かったです。とにかくひたすらに耐え、頑張ってくれている姿が印象的でした。
悪阻だけに限りませんが、他の人と比べることは出来ませんし、妊娠出来ない男には絶対に分かり得ないことだと思いますが、だからこそしっかりと寄り添う努力が大事なのだ、ということを、もしかしたら三回目にしてようやく知った気がします。
そして、そんな状況の中でも、上の2(2019年現在8歳と4)のことを始め、日々の暮らしというのは止まることを知らず、彼女に重くのしかかっていたことと思いますが、なんとかこなしてくれていた姿には本当に頭が上がりません。

そんな妊婦生活を知っていたためか、少し、そういうことへの理解が深まったためなのか、これまでのお産ではなかったのですが今回のお産では、産まれ出た瞬間に、涙が流れました。
その時の感情ははっきりと記憶に残りました。これまで頑張ってきてくれた姿を思いながらの「感謝」の気持ちでした。
私たち男性にはどうあっても出来ない「偉業」を成し遂げてくれる女性、妻に、ただただ感謝の気持ちでいっぱいでした。
それは、もしかしたら、心友さんでのお産やお産に向けてのことを経験したからこそ感じる、気付くことの出来ることなのかもしれないと思います。

妻は出産という大仕事をしてくれましたが、やはり日々は止まることを知らず、産まれた子も、暫くは片時も目が離せないような時間が流れます。
今、妻には焦りがあると思います。あっても不思議はありません。しばらくの間、「自分の時間」を確保することは難しいからです。少し時間がとれたとしても、恐らく家のこと、家族のためのこと、をしてしまうのだと思います。
だからこそ、男の立場からもしっかりと支えになれるよう、主体的に育児に取り組んでいき、やがてそういった考えが広がり、子育てが社会全体で出来るようになれば良いなと思います。

前回も大きな得るものがあったと思っていますが、今回のお産では、前回以上に色々考え、感じ、多くを得られた気がしています。
そういった意味で、お産は子を授かるだけでなく、親である私たちに色々な気付きの機会も与えてくれるものなのかなと思います。
関わるすべての人に、感謝です。